天文計算の諸技術


○ 大きな数(例、500000000)、小さな数(例、0.000007)の表し方

   → 500000000 は 5×108 とする。

      0.000007 は 7×10-6 とする。


○ 大きな数のかけ算、わり算

   → ( 3×108 )  ×  ( 8×107 )  = ?

       → まず、前半分の 3 と 8 をかける:  3×8=24
          次に、後半分の 108 と 107 をかける:  108 × 107 = 1015
             (肩の数字を足し算すればよい。※わり算のときは引き算すればよい。)

       → 答えは  24×1015  (※ 2.4×1016 とするほうがよい。)


○ 0.999999997 の表し方

   →  0.999999997 = 1−0.000000003  と考えて、 1 − 3×10-9  と表す。


○ 近似計算

   → (1 − 3×10-9)2  は大体  1 − 3×10-9 でよい。

   → (1 − 3×10-9)  は大体  1 − 0.5×3×10-9 でよい。