FAQ、第3章関連 (2013 Jun.21 更新)


Q: 脈動変光星はなぜ脈動するのか?
A: 星の中心部で発生したエネルギーが、表面から放出されるまでに、内部で一時的に蓄積される
 というメカニズムがあるからです。ちょうど、(江戸っ子のように)稼いだお金をすぐに使って
 しまうのではなく、貯金をしておいて後で派手に使うようなものです。貯金をしているときは
 星は膨張し、散在すれば収縮します。太陽は、江戸っ子のように、発生したエネルギーがそのまま
 流出しているので、脈動しません。詳しくは、教科書の p46, p159 を見てください。

Q: 脈動変光星の明るさの変化はどれくらいか?
A: あまり変わらないものから、大きく変化するものまで、いろいろあります。詳しくは、教科書 p48
 を見てください。

Q: なぜ天体には磁力線(磁場)が発生するのか?
A: 高温のガス体が流動すると磁力線が発生する、ということはわかっていますが、具体的にどのように
 流れるとどのように磁力線が発生するか、特にどのようにして黒点のような磁力線ができるのか、に
 ついては、まだよくわかっていません。

Q: 大きな星では大きな黒点、小さな星では小さな黒点、ということはないのか?
A: 小さな星でも、高温ガスの十分な流動があるので、大きな黒点ができると考えられますが、前項の
 ように、詳しいことはよくわかりません。

Q: 太陽フレアからは、具体的にどのような物質が飛び出してくるのか。
A: 太陽表面の高温ガスの主成分はほとんど「水素」であるので、高温の水素ガス(=電離水素 
 =プロトン+電子)が噴出し、地球に飛来します。これは高エネルギーを持っているので、一種の
 放射線のようになります。これは直接浴びると危険ですが、地球には磁力線のシールドがあるので、
 地表には届きません。

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