第8章 星の一生(II) 星の最期 (2013 Jun.21 更新)
概要
前章に続き、星の一生の後半、星の定年退職・老化現象・星の最期、について解説する。ここで
は、星の最期は星の質量によって大きく異なる、ということが重要である。質量の大きい星は、
「超新星爆発」を起こして華々しい最期を迎えるが、その爆発のメカニズムと、小柴昌俊先生の
ノーベル賞研究「宇宙ニュートリノ観測」の意味についても、概略を解説する。
図の出典
図8.1 ヘリウム中心核と、水素の殻燃焼(pdf図)
図8.2 HR図上で見る、いろいろな質量の星の老化のプロセス(pdf図)
図8.3 球状星団の HR図(ApJ, Vol.135, p311, 1962 より)
図8.4 大質量星の最後の段階の「たまねぎ構造」(pdf図)
図8.5 スーパーカミオカンデの巨大な姿(スーパーカミオカンデ、ギャラリーページ)
図8.6 カミオカンデ建設中の小柴先生(カラー写真[部分]、(c)小柴昌俊)
関連参考資料(本文関連ページ)
カミオカンデのホームページ(東京大学宇宙線研究所、神岡宇宙素粒子研究施設)
> やさしい研究紹介 (p168-171)
問題(200字程度で説明せよ)
*星の中心部での水素の核融合反応が終了すると、星はどうなるか。
*星の質量と星の最期との関係は、現代天文学でどのように考えられているか。
*太陽の最期はどのようになると考えられるか。
*「赤色巨星」とはどのような構造の星か。
*「超新星爆発」と「ニュートリノ」の関係を説明せよ。
*「中性子星」とはどのような天体か。
(以下考慮中)