第2章 恒星の世界 (2013 Jun.10 確認)


概要  理科年表の「恒星」に関する諸表を題材に、恒星の研究に関する基礎知識(等級、スペクトル型、 固有運動、など)を説明し、また研究手段としての数学・物理学の基礎なども説明する。

図の出典 図2.1 『理科年表』おもな恒星の表の冒頭 図2.2 『理科年表』近距離の恒星恒星の表 図2.3 波動とその物理量(pdf図) 図2.4 固有運動と北斗七星(三菱電機 DSPACE のページより) 図2.5 座標軸とベクトルの成分(pdf図) 図2.6 大きさと位置角による固有運動の数量化(pdf図) 図2.7 ヒッパルコス衛星(HIPPARCOS プロジェクトのページ) 図2.8 視差(pdf図) 図2.9 ヒッパルコス衛星の立体写真(HIPPARCOS プロジェクトのページ
関連参考資料(本文関連ページ) *SIMBAD サービス(p16)  → [basic search] を選び、Vega と入力して [SIMBAD search] をクリックすると、   「Identifiers (50)」という欄に星名が示される。 *国立科学博物館、宇宙の質問箱、恒星編
問題(200字程度で説明せよ) *星の名前はどのようにして決められているか。 *星の色の違いについて説明せよ。 *星の「スペクトル型」の分類方法を説明せよ。 *星の光の「線スペクトル」の研究から、星のどのようなことがわかるか。 *「歳差」による星の動きと、「固有運動」による星の動きとの違いを説明せよ。 *「固有運動の大きさ」は [”/年] という単位で表されているが、これを [km/s] で表すにはどの  ように計算したらよいか。 *上記のようにして求めた固有運動の速度と、視線速度、空間速度の関係を説明せよ(図を使用して  もよい)。 *地球公転軌道からの「視差」の角度を測定するとなぜ星までの距離が決められるのか。また、どの  方向の星も、同じように視差が測定できると考えて良いか。 *「近距離の恒星」の絶対(実視)等級のデータを見ると、恒星の世界のどのような様相が見えて来  るか。